結婚祝賀会(於 ホテルアーサー札幌)

高砂

1996年9月1日(日)、札幌宮ノ森の教会での結婚式のあと、ホテル アーサー札幌において、私たちの結婚祝賀会(いわゆる披露宴)が行われ ました。

北海道においては、関東などで言うところの「結婚披露宴」は、友人などが 「発起人」となり、結婚したカップルをお祝いしましょう、という会費制の 「結婚祝賀会」の形を取るのが普通です。招待状や席次表なども、すべて 発起人の名で作られるのです。
私たちも、結婚式では「立会人」を勤めてくれた出口くんに「発起人」と なってもらって、会費制の「祝賀会」という形式にしてみました。


祝賀会

北海道の「結婚祝賀会」は「発起人」が主催するものなので、新郎新婦が 入場する前に、まず発起人による挨拶があります。(出口くん、いろいろ やらせちゃってゴメンね(^-^;;;)
おもしろいことに席次も変わっていて、親族は”招待される”立場なので、 高砂に近い前の方のテーブルに席が用意されます。そして一番後ろのテーブル が「発起人」の席になるのです。親族のテーブルは「鶴」「亀」が一般的だとか。

「発起人」の挨拶が終わったあたりで、新郎新婦入場。わたしは教会での ロング・ヴェールをショート・ヴェールに替えて入場しました。

高砂2
香苗ちゃんと 関くんと
堅苦しい媒酌人や主賓のあいさつはなく、祝電の披露の後、博志くんの中学時 代の友人である竹内くんの音頭で乾杯。その後はしばらく歓談タイム。高砂に きてくれる友人達とゆっくりはなすことができてよかったです。
式での緊張がすっかりほぐれて、のみまくる新郎・・・

ケーキカット
ケーキカット2

ケーキ

ケーキカットは”絶対生ケーキ!”と決めていました。だって、大きいば かりのニセモノのケーキなんて、絶対にイヤだったんです。

そこで私は、 2ヶ月も前から札幌市内のおいしいケーキ屋さんのリサーチを開始したのです。 とはいっても、神奈川に住んでいるので札幌のケーキ屋さんを食べ歩くことも できません。そこで。札幌勤務の会社の先輩(実は大学の先輩)を利用(^-^;;; させていただくことにしました。彼の同僚の女性などから話を聞いてもらって、 評判のケーキ屋さんを調べてもらったのです。
その結果、「きのとや」という洋菓子店がおいしい、ということで、ウェディ ング・ケーキの制作を注文しました。
私がデザインしたのは、何のてらいもないシンプルな3段のイチゴのケーキ。 「きのとや」さんは、私のイメージ通りのウェディング・ケーキを届けてくれ ました(^-^)
(味は、というとさすがにおいしかったです。デザートとして最後にでてきた のですが、高砂でばくばく食べちゃいました(^o^))

感激のケーキカットで、私たちは一度入れたナイフをすぐに上げてしまい、怒られて しまいました(^-^;;;

博志くんの中学の先生からの暖かい言葉をいただき、私の大学の先輩(前述の ”西野さん”)に過去をバラされたり(^-^;;;ホロリとさせられるスピーチをしていた だいた後、お色直しのため退場しました。

新郎新婦の代わりのウェディング・ベア。
クマは私が2ヶ月かけて作りました。
衣装は母に作ってもらった合作です。
ウェディング・ベア

キャンドルサービス

キャンドルサービス メインキャンドル
再入場はキャンドルサービスで。私のドレスはウェディング・ドレスの首の パーツをはずし、水色のオーガンジーとひまわりのブローチをあしらいました。 博志くんのブートニア、私のブローチとブーケはすべてお揃いのひまわりの シルクフラワーで作った私の手製です。結構、気合い入ってるんです(^-^)

その後、博志くんの大学時代の後輩や、私の同僚にお祝いの歌をいただいた後、 私の熱烈(^-^;;;なリクエストで、共通の友人である吉住くんが小沢健二の「ラブリー」を 歌ってくれました。ありがとう、吉住くん!

熱唱
とにかく、高砂にゆっくり座ってみんなと話したり写真とったりしたい! と思って スピーチも余興もお色直しも少なくしたので、遠く神奈川や仙台から駆けつけてくれた 友人達との時間をゆっくり楽しむことができました。
吉住くん加藤くん 出口くん
 
両親への花束贈呈、博志くんのお母様の挨拶、博志くんの挨拶、そして博志くんの 伯父様の音頭での乾杯のあと、無事祝賀会を終了することができました。

今、祝賀会のビデオを流しながらこの文章を書いています。もう、だいぶ前のこと なんだけど、そのときの様子が鮮烈に思い出されて、また、感激もよみがえってく るものです。
神奈川に住んでいながら、どうしても博志くんの郷里である札幌で式を挙げたくて でも、親しい友人にはやっぱり生で祝福してもらいたくて、だいぶ無理を言って、 いろいろあったけど、大勢の人に参列していただくことができました。
本当に、幸せだなぁ、って思います。参列してくれたみなさん、ほんとにほんとに ありがとう!

香苗ちゃんと
みんなで

ひまわり

自分の結婚式を自分のスタイルで、と気合いの入っていた私は、自分の中の いろいろなイメージを、この結婚式、披露宴で具現しました。

まずは「北海道の教会」「赤いヴァージンロード」「ステンドグラス」 「パイプオルガン」そして「階段を流れるロング・ヴェール」。これらすべてを 「札幌宮ノ森フランセス教会」で実現させました。結婚指輪をのせる台も、 用意された赤いベルベットの箱から、手製のリングクッションに替えてもらいました。
そして、披露宴での「イチゴの生ケーキ」「お色直し中の高砂にウェディング・ベア」。 なかでも特にこだわったのが、ひまわりと水色の組み合わせです。結婚式のドレスが 首のパーツをはずして、簡単にデザインを替えるものであったため、お色直しはドレスを 替えず、小物でイメージを変えるだけにしよう、と思いました。そこで大好きなひまわり を飾りたい、と思ったのです。
ひまわりの鮮やかな黄色には絶対水色が合う! と思って、水色のオーガンジーにひまわ りの飾りを組み合わせることにしました。

そして、どうせなら会場の花もドレスに合わせたい、と思い、飾花担当の花屋さんに、 ひまわりと、ドレスにつかうものと同じ水色のオーガンジーをアレンジしてほしい、と お願いしました。結果はもう、大満足! 高砂やケーキ台をとてもかわいらしく飾って もらえて、大感激したのでした。

ブーケ
じゅんこ作ブーケ。
ひまわりのシルクフラ
ワーと、水色オーガン
ジー、そしてパールを
使ってます。
ドレスにつけたブロー
チと、新郎のブートニ
アもお揃い。
高砂の飾花。ひまわり
を中心にゴージャスな
黄色の花をふんだんに
使って、じゅんこの希
望通り、水色のオーガ
ンジーをアレンジして
くれてます。
高砂の飾花
キャンドルスタンド
キャンドルサービスで
使ったスタンド。
水色のオーガンジーが
大きなリボンになって
います。
思えば、冷静に考えると、いろいろと不満はあったのです。生ピアノ付きのプランだったのに、 会場にピアノが入らず、生ピアノが使えなかったり(そのかわりカラオケセットがタダになった)、 音響はCDでOK、と言ってたのに、直前になってカセットのみと言われて、2日前に夜中までかかって ダビングする羽目になったり、せっかく用意したドリカムのBGMの音量のUP DOWNがヘタで、 雰囲気崩したり、キャンドルサービスのトーチの火が何度も消えちゃったり(器具がわるいらしい) ・・・
でも、この花屋さんの働きが、すべての怒りを収めてくれたのでした(^-^;;;

おまけのジンギスカン(^-^;;;

その夜は、2次会代わりに「サッポロビール園」で宴会しました。

みんな赤い・・・ チーム岡田
集合写真


「わたしのこと」