新婚旅行(道東編その1)(9/4〜9/6)



9/4(水)

9:00 トマムを出発し、十勝岳を超えて帯広方面へ。
11:30 帯広「グリュック王国」に到着。 「グリュック王国」はグリムの世界と中世ドイツの町並みを再現したテーマパークで、 敷地内には全室内装が異なるというメルヘンチックな 「ビュッケブルグ城シュロスホテル」、 ドイツの町並みを再現したショッピングモール、遊園地などがあります。
「シュロスホテル」の宿泊には2日分のフリーパスチケットが含まれるので、 チェックインをした後、さっそく”入国”。
あいにくのお天気で、今にも降り出しそうなお天気でしたが、 ヘンゼルとグレーテルの家や白雪姫の家などの町並みや小さな教会がとてもかわいらしく、 ステージではマジックショーや童話劇(アクションショー付き(^-^;;;) なども催されており、結構楽しめました。 遊園地の観覧車から、森の向こうに見えたシュロスホテルはなかなかいい雰囲気。
しかし、平日だとしてもずいぶんと閑散としている・・・ 遊園地も充実しているとはちょっと言い難いかも・・・。
あんまり人が居ないんで、マジックショーを見ていたら、 舞台に連れ出されてしまいました(^-^;;;
シュロスホテル 森の向こうのシュロスホテル
「グリュック王国」のシンボル
シュロスホテル
観覧車から見た
シュロスホテル
シュロスホテル2
出演者と
王国内から見た
シュロスホテル
童話劇の出演者の
みなさんと
15:00 「シュロスホテル」の部屋に入室。
「宮庭の居室を思わせる豪華仕様」だという室内は、装飾がとにかくキレイ!
クローゼットや鏡台や別途のデザイン、バスルームのドアの取っ手や照明、 カーテンにいたるまで、とにかくメルヘンチック・・・ おかげで、博志くんは落ち着かなかったようです。
ちょっと休むという博志くんをおいて、私はホテル内の散策に。 フェストザールと呼ばれる大祝祭ホールの天井には壮大な天使画が。 柱の彫刻も豪華で、とにかく荘厳な雰囲気・・・。 ここで「ピアノとフルートの二重奏」のコンサートをやってました。
大祝祭ホール 大祝祭ホール。
天井画も柱もゴージャス!
18:20 帯広には有名な「六花亭」の本店が。 ここでしか売っていないという”サクサクパイ”を買いに、わざわざ出かけました。
しかし、売り切れていた・・・。まぁ、こんな時間だし。
気を取り直して、夕食後のデザートにケーキを購入。 ここのケーキはクリームがバタークリームっぽくて、懐かしい味。
19:00 「シュロスホテル」内のレストランで夕食。いちおう、フルコース。
シーフードのオードブル、コーンポタージュ、ステーキ、サラダ、 デザート(コーヒームース)、紅茶、でした。
いまひとつ、かな?
ここまでの総走行距離1,699km

9/5(木)

9:20 「シュロスホテル」出発。あいにくの雨模様の中、”幸福行き”切符で有名な 幸福駅愛国駅へ。
駅舎の中には、観光客が貼っていった切符や、定期券がいっぱい! 知っている駅名もいくつもありました。きっと、 探せば知っている名前もあるのでしょう。
幸福駅 幸福駅
11:00 帯広市内の駐車場に車を停め、昼食とおやつを買いに出発。
まずは昨日買い損ねた「六花亭」の”サクサクパイ”。 ロール状のパイの真ん中にクリームが入っていて、サクサク感がたまらない! 何個でもいけそうでした。
お次は「柳月」本店で”三方六”という、バームクーヘンのお菓子を。 これはタウン紙に載っていた広告で、おいしそうだな〜と思って買ってみたんですが、 これが大ヒット! 何のことはないバームクーヘンに、 チョコレートコーティングをして、丸太のような模様が描いてあるだけなのですが、 何故かめちゃくちゃウマイ。大ファンになってしまった私は、以後も札幌に行くたび、 デパート地下の支店で買い求めています(空港では売ってないんだもん)。
そして、メインは帯広名物”豚丼”「ぱんちょう」というお店に入りました。 「ぱんちょう」の豚丼はご飯とお肉の量で”松””竹””梅”があるのですが、 ”梅”が一番量が多い。ウワサでは、店の主人が”梅”さんだから、らしいです(^-^;;; んで、”豚丼”は、甘辛いタレに付けた豚肉を、ちょっと焦げるくらいに焼いて、 ご飯にど〜んっと載せる、というものなんですが、これまたウマイ!
この帯広の3連続”うまいもの”のおかげで、博志くんに ”おいしいものをみつけるのがうまいね”って誉められちゃった♪
12:40 ワインで有名な池田町の名物駅弁”十勝牛のワイン漬けステーキ弁当”を、 池田駅そばの「レストランよねくら」で購入。
さすがにおなか一杯だったので、これは夕御飯用(^-^;;;
その後、郊外にあるアイスクリームやさん「ハッピネスデイリー」で、 アイスクリームを購入。私はにんじんとじゃがいものダブル(\280)、 博志くんはプリンといちごマーブルのダブルでした。
北海道ってところは、野菜のアイスクリームがとてもおいしい!。 ヘルシーでいいなぁ〜。
14:00 豊頃町のハルニレの木へ。この木はかの有名な日立のCMの初代 ”この〜きなんのききになるき”なのです。いまは海外の木らしいけど。 ひろ〜い草原にぽつ〜んと木が一本・・・いかにも北海道らしい風景でした。
ハルニレの木 ハルニレの木
18:00 厚岸「厚岸筑紫恋キャンプ場」着。あたらしそうなキャンプ場で、 バンガローもキレイでした。今度こそテント!と思ったのに、 またまた雨模様になってきたので、バンガロー(\2,060)利用。 車が横付けできるのが便利でした。新しいキャンプ場なので、ランドリー完備! うーん、いいことろだ〜
ゆうごはんはお待ちかねの”十勝牛のワイン漬けステーキ弁当”。 冷えていたのに、お肉がやわらかくておいしかった〜。
おふろは厚岸町内の銭湯へ。ここに傘をわすれてしまった・・・(;_;)
厚岸ちくしこいキャンプ場 キャンプ場のバンガロー。
建物のわきにテーブルが
あって便利。
ここまでの総走行距離1,941km

9/6(金)

7:30 キャンプ場を出発して、愛冠(あいかっぷ)岬へ。アイヌ語で、 ”矢の達しないところ”という意味だそうです。 ここを訪れると、愛や願いが叶うとか。
”愛のベルアーチ”という鐘が下がったモニュメントがありました。
厚岸を離れる前に、厚岸駅の名物駅弁”かきめし”購入。 実は二人ともかきはキライなのですが、なんともいいにおいにさそわれて・・・(^-^;;; 1個だけでしたけど。
かきはやっぱり食べられませんでしたが、 他の貝やしいたけなどの甘露煮はとてもおいしい! なにより、 かきのエキスのしみこんだあじご飯がむちゃくちゃおいしい!!(なぜか、かき風味は平気)
う〜ん、しあわせ。
10:00 釧路湿原が一望できる、細岡展望台へ。 この日は快晴! 釧路川の蛇行、広大な釧路湿原、遠く名峰雄阿寒、 雌阿寒・・・絶景でした。
展望台のそばには、みたことのない花がいろいろ・・・ 名前は分かりませんでしたが、こーゆー楽しみもあるんですよね。
ほんとは湿原を時速40km/hで走る”ノロッコ列車”や、 熱気球に挑戦したかったのですが、営業してなかったり、予定がつまってたりで断念。
その後釧路湿原駅へ。貸し出し用の駅長さんの制服を着て、 写真を撮りました。
駐車場に戻ると、そこにはの〜んびりと寝そべっているキツネが・・・!
車のソバに寝ているなんて、なんと警戒心のないヤツでしょう。 きっと、エサをあたえる観光客が多いんでしょうね・・・。
釧路湿原1 釧路湿原2
釧路湿原
釧路湿原駅
11:55 360℃の眺望が広がる”地平線の見える大牧場”多和平へ。
中心の展望台からは、どちらを向いても遙か向こうまで牧場が広がっていて、 ウシやヒツジがの〜んびり草を食んでました。
展望台のレストランで昼食。ビーフカレーとソーセージカレーを食べました。 しかしルーが辛い! ソーセージカレーのルーには、唐辛子が2本入っていました。 ソーセージはさすがおいしい(^-^)
牛横断注意
付近でみつけた「牛横断注意」の看板(^-^;;;
多和平から 多和平展望台
多和平から見えるパノラマ
多和平展望台
13:00 ガイドブックに載っていた、木靴のキーホルダー目当てで摩周温泉 「木の工芸舎 でん」に寄りましたが、売り切れ・・・。 予約しないと手に入らないくらいの人気なんだそうです。残念。
交通事故で目をけがしてしまった猫が店番をしていました(^-^)
この後、阿寒に向かう途中に鹿を目撃! 道路のすぐそばにいるので、 びっくりしました。
鹿 藪から出てきた鹿。
かわいい(^-^)
14:30 「阿寒湖畔野営場」(一人\300、車\400)着。 今回初めてのテント! 着いてすぐ設営し、”アイヌコタン”散策に出発。 ”おねだりきつね”人形で有名な「ポンション人形」で、 普通のと白木の”おねだりきつね”と、天井からぶら下げる、 スキーをしている熊の木彫りの人形を購入。おねだりきつねの泊まり木として、 小さな丸太もくれました。この店が元祖らしいです。
また「工房アウル」というお店で、アイヌの竹でできた伝統楽器”ムックリ” (口琴)を購入。絵付きの説明書をよみながら、テントで練習しました。 シンプルな楽器だけに、むずかしい!

夜、ゆうごはんの用意をしていると、近くのサイトの方が、 ”ちゃんちゃん焼き”に誘ってくれました。 ビールを数本持っておジャマすると、お〜きな鱒が! その日知床で釣ってきたばかりだそうです。 鱒の半身と山盛り野菜、日本酒がなくてワインでといた味噌でつくった ゴーカイなちゃんちゃん焼きをおなか一杯ごちそうになりました。 ちゃんちゃん焼きができるまで・・・と、山芋を焼いてくれたんですが、 「ええっ!?」と思いつついただいてみると、これがメチャうまっ! びっくりしました。
旅先で、思いがけず楽しいひとときが過ごせました。

ここまでの総走行距離2,141km



「新婚旅行(北海道)」