新婚旅行(道東編その2)(9/7〜9/8)



9/7(土)

7:30 キャンプ場を出発。
8:30 屈斜路湖へ。湖畔には”砂湯”という自然の温泉が。 砂浜をほると、じわ〜と温かいお湯がにじみ出てくるのです。 大きく掘ると、入浴も可能だそうですが、 観光客の土真ん前でそんなことをしている人はいませんでした・・・。
他にも、砂湯名物”クッシー”の像や、 鹿と熊とキツネの剥製に囲まれた記念撮影ポイント(撮影料金\100)が。 さっそく記念写真をとりました(^-^)
ところで、ここの売店で売っていたかぼちゃだんご(いわゆる”いももち” のかぼちゃ版で、串に2個刺さっている)が、すごくおいしかった! 道内のいろんなところで、類似品を食べましたが、ここのがピカイチでした。
砂湯 記念撮影ポイント
砂を掘るとお湯が・・・
記念撮影ポイント
百円也(^-^;;;
9:05 阿寒国立公園内硫黄山へ。 あらゆる場所から噴気があがっている赤茶けた山肌は、ちょっと異様な雰囲気。
この煙で茹であげたという、博志くんオススメのゆで卵を買いました。 5個(?)入りの袋を買いましたが、私は1個食べただけで、 のこりはあっという間に博志くんの胃に・・・。
キツネ 付近で見かけたキツネ
(別名:おねだりキツネ)
9:40 もうほとんど終わりかけたひまわりロードを抜けて、 弟子屈のアイスクリームショップ「くりーむ童話」でアイスクリームを購入。 野菜のフレーバーが欲しかったんですが、コーンにのせるフレーバーには野菜がなく (カップアイスにはある)、とりあえず1番人気のいちごみるくとプリンのダブル (\300)にしました。博志くんはクッキー+ハスカップ。 ハスカップのアイスは不思議な味がしました。
ところでなんでこう、いたるところでアイスを食べているかというと、 札幌に住む先輩から手に入れた札幌のタウン誌で、 道内のアイスクリームの特集をしていたからなんです。 見るからにおいしそうなアイスクリームがたくさんあって、 これは1日1個は食べないと食べきれない! って・・・(^-^;;;
10:10 摩周湖を展望できる摩周湖第3展望台、第1展望台へ。
”霧の摩周湖”は素晴らしく快晴! 湖面は、思わず息をのむほどに美しい、深〜い青でした。 空の優しい青、森のキリキリとした緑とあいまって、 完璧な風景を観ている気がしました。
第1展望台にはエゾシマリスが。どうも4匹の兄弟のようでした。 エサのひまわりのタネをカリカリかじるすがたが、とってもらぶりー♪
摩周湖 摩周湖のリス
快晴の摩周湖
この子が一番食いしん坊(^-^)
11:30 摩周湖のまたちがった表情が見られるという、裏摩周展望台へ。 観光客が少ないと言うこともあって、なかなかに静かな雰囲気。 ツウはここからの眺めが一番だと言うそうです。
売店で、函館の郵便局では売り切れていたキタキツネとアザラシの切手 (共に\62)が! さっそくシートで購入しました。
その後、近くにある神の子池へ。 摩周湖の水が地下を通ってわき出していると言われている、森の中のちいさな泉です。 光の加減で、水の色が美しい青や緑に変わり、とても神秘的な雰囲気。 透明度が高いため、深い色合いの水底に横たわった木々や葉っぱがはっきりとみえ、 更に不思議な雰囲気を醸し出していました。
ちょっと、長居をすると水底に引き込まれそうな、そんな気もしました。
裏摩周 神の子池
裏摩周
神秘的な神の子池
ハマナスの花
ハマナスの花を見つけました(^-^)
12:40 ”地球がまるく見える”といわれる展望台開陽台へ。
330℃の眺望は、なるほど圧巻・・・。ひたすら遮るものがなく、 ほんとに地平線がまるく見えました。 快晴なら、北方領土まで見ることができるそうです。
ここの売店で「牧舎」のこけももアイス(カップ)を購入。 これがっ! またウマイ。こけもものほのかな酸っぱさと、 すっごくミルキーなアイスクリームが、とってもバランスがいい。 今回食べたアイスクリームのなかでは、トップクラスかな。
開陽台 開陽台の”幸せの鐘”
14:30 知床半島の羅臼マッカウスの洞窟で、”ひかりごけ”を鑑賞。 フェンスを張って入れなくなっている小さな洞窟をのぞき込むと、 壁にぼぅっとかすむように光っているコケが・・・道指定天然記念物なんだそうです。
羅臼から知床峠を越えてウトロへ。途中、有名な「熊の湯」がありますが、 今回は時間がなく、断念。
15:40 ウトロの観光案内所で紹介された民宿「ランタン」へ投宿。
16:00 知床五湖へ。夕方近くで時間がない(遅くなると熊に合う可能性が高くなる) ので、一湖、二湖をまわる40分コースを歩きました。天気が良く、 湖の向こうにそびえる羅臼岳がほんとにキレイ。水面にくっきりと”逆さ羅臼” が写っていました。
付近を車で移動中、ヤブの向こうに牡鹿を発見。今回牝鹿や若い鹿はたくさんみたけど、 立派な角を生やした牡鹿ははじめて。車を停めて撮影している観光客を、 じっと眺めていました。か〜っこいいっ!
牡鹿 牡鹿
17:50 日没。知床の海に沈む夕陽は非常に幻想的でしたが、ちょっと雲があったので、 夕陽は雲に沈んでいきました。
ところで知床五湖方面への道路の反射板はなんとみみずくの形。 車のライトが当たるとみみずくが光って、なんともかわいい!
みみずくランプ みみずく型の
反射板
18:10 民宿で夕食。カニ、赤つぶ貝の煮物、イカとタコとカレイの刺身、 カニの鉄砲汁、鱒の塩焼きetc・・・とさすが知床、海産物づくしでした。
お客さんには、釣り客と、観光バスの運転手やガイドさんが多いみたいです。
ここまでの総走行距離?km

9/8(日)

8:20 さて。
今回のスケジュールは、この日を中心に組んだと言っても過言ではありません。 この日の予定は6時間かけて、知床半島の沖合を漁船でまわる 「ネイチャー・ウォッチング・ボード」。 完全予約制(それも、電話予約不可で、前日までに店で予約)で、 それも定員に満たなかったら中止になるので、人が多そうな日曜日にしました。 また天候不良でも中止になるのですが、無事に出航することができました。

空は抜けるような快晴。海も凪いで、絶好の観光びより! 知床半島は、ウトロのちょっと先からは車で入ることはできないので、 知床半島を観光しようと思ったら、何日もかけて歩くか、海から眺めるしかありません。 知床半島の随所で、切り立った崖から、何本もの滝が落ちていて、 なかなかおもしろい風景を楽しめました。 運がいいと、河口にサカナを取りに来るヒグマに逢えるそうですが、 この日は残念ながら何も出てきませんでした。 幸い、船に酔うこともなく、6時間、退屈せずに過ごせました。

知床半島
カモメ?
知床半島の突端
ボートの真上を飛んでいったカモメ
乙女の涙
カシュニの滝
”乙女の涙”こと「フレペの滝」
海に直接落ちる、「カシュニの滝」
15:30 船を降りて、カムイワッカ湯の滝へ。 ”カムイワッカ”とはアイヌ語で”魔神の水”を意味するそうです。
道に面したところから、お湯が流れる川の中の岩場を登って、 入浴ができる滝壺まで行くことができるのですが、温泉成分の着いた岩が滑る! 登りはじめのところで”わらじ”を貸し出しているので、 私はそれを借りて登りました。 けっこう靴を脱いで素足で登っている人が居るようですが、 わたしは数カ所で血痕を発見しました・・・キケンなのでやめましょう(^-^;;;
流れてくるお湯は硫黄泉で、最初足がぴりぴりしました。 汚れた硬貨を磨くと、すぐにぴかぴかになるそうです。 登るに従って、お湯もだんだん温かくなり、20分ほどで下の滝壺に到着。 下の滝壺では、なにかドラマの撮影中でした。上の方の滝壺では、 はたして入浴中の人々が・・・。 入浴をするつもりなら、水着で登るのが賢いようです(^-^;;;
ちなみに私たちは登っただけで引き返しました。
カムイワッカ湯の滝 カムイワッカ湯の滝で。
わらじはいてます(^-^;;;
17:50 ふたたび、知床の海に沈む夕陽を鑑賞。 昨日より海は凪いでいたものの、やっぱり夕陽は雲に沈んでしまいました。
夕陽 知床の夕陽
18:00 本日の宿も昨日に引き続き「ランタン」。 民宿を紹介してもらったとき、「連泊したい」と言ったら、 案内所のおばさんに、「どうせ混んでないから、 1泊にしておいて、気に入ったらもう1泊延長すれば」と言われたので、 最初は1泊のつもりだったのですが、車や荷物を動かすのが面倒で、 この日の朝、”もう1泊したい”とお願いしたのでした。
しかし、何故か土曜の夜より日曜の夜の方が混んでいるらしく、 狭めな部屋に移動しなきゃならなく、また、お夕飯も夕べとほとんど一緒で、 やっぱり別の民宿に移れば良かった・・・と思ったのでした・・・。 宿のおばちゃんやおじちゃんはいい人なんだけどねぇ・・・
19:00 星空を鑑賞するために、ドライブへ。 何てったって、明かりが少ない! あの星空の下に北方領土があるのね〜 なんて考えながら、満点の星空を満喫しました。
ここまでの総走行距離2,529km



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