'99夏の北海道旅行
襟裳岬は白かった・・・(7/15)



7/15(木)

7:30 チェックアウトして、襟裳岬に向かって出発。
まずは愛国駅へ。新婚旅行で訪れたときにはなかった記念碑がありました。 次に幸福駅へ。ここも、駅周辺が観光しやすく整備されていました。 土産物やのおじさんに「新婚さんかい?」と聞かれたので、「3年前は」 と言っておきました(^-^;;;

愛国駅 幸福駅
愛国駅の記念碑 幸福駅。駅長は・・・?

博志くん迷言集その六:

帯広駅で購入したグレープジュースを飲んだとき、そのあまりの濃さに、 「カルピスグレープフルーツみたい」・・・ないよ、そんなの。
9:15 せっかく忠類を通るので、「忠類ナウマン象記念館」へ。 忠類は世界ではじめてナウマン象のほぼ完全な全体骨格が発掘されたところだそうです。 発掘の様子や、骨格模型などが展示されていました。 入り口付近に発掘されたナウマン象の最期の想像模型(ぬかるみにはまって、 抜け出せずに空を仰いでいる)があり、解説が流れていました。 最後に「パオ〜ン・・・」という叫びで終わるのですが、なかなか涙をさそう・・・(T-T)

ナウマン象骨格模型 後ろにナウマン象骨格模型
があります。見えるかな?

10:00 太平洋沿いを南下して一路襟裳へ、と思っていたのに、なんと音調津(おしらべつ)と庶野 (しょや)の間(通るはずの道の大半)で、連続雨量80mmを超えたために通行止め!
・・・が〜ん。なんか最初の信越旅行でも通行止め、新婚旅行でも通行止めに当たったよな〜、 とさみしいキモチになりながらも、しかたがないので日高山脈を越えて浦河(西側) にでることにしました。
11:05 車通りも少ない山道をのんびり走っていたら、道の真ん中に何か黒いものが・・・?
徐行してよくみてみると、エゾシマリス! 車に気づいてさささっ、と草陰に潜ってしまいましたが、途中までは可愛らしい背中を確認。 写真は間に合わなかったけど・・・。その直後、森の中にエゾジカの子供が。 鳴き声らしきものが森に響いてました。
今回は、野生動物があまりでなそうなルートを選んでいただけに、ちょっとうれしい(^-^) 通行止めがかえってラッキーでした。

博志くん迷言集その七:

日高地方らしい「馬横断注意」の看板。それを見た博志くん、「”くるまおうだんちゅうい” だって〜」・・・まぁ、車にも気をつけなきゃいけないよね・・・

博志くん迷言集その八:

ふと見かけた炭焼き小屋のような建物と煙。博志くんいわく、「薪でもつくってるのかな」 ・・・薪はきっと炭の材料でしょう・・・
11:30 峠を越えてしばらく走ると、さすが日高地方、道の両脇にたくさんの牧場が出てきました。 これがとてもひろい! 広い牧場が、またいくつかのエリアに柵で区切られているのですが、 その1つ1つに馬の親子が1組・・・なんてゼータク。 観光牧場の密集した馬達とは扱いが違いますね〜

馬の親子 春生まれの仔馬でしょうか?

12:30 天候を心配していましたが、日高地方はわりといい天気。襟裳岬の方も晴れていました。 本当はこのまま札幌に向かうはずが、 天気もいいのでがんばって襟裳岬に向かってみることにしました。 しかし! 襟裳町の町の中まではいい天気だったのに、 岬に向かうにしたがって付近は霧で真っ白に・・・(T-T)
一応、岬の灯台まで行ってみましたが、真っ白で何も見えませんでした(^-^;;; 晴れていると、日高山脈がだんだんと海に潜っている様子を見ることができて、 興味深いそうなんですが・・・残念。
岬付近には新しく「風の館」という施設がオープンしていました。 ここには風についてのいろいろな展示がされています。 風による音楽が流れる回廊なんていうのもあって、なかなかおもしろい。 風速25mの風を体験できる施設もあり、これに挑戦してみました。 最初5mくらいに弱まった位置から徐々に風源(ま、巨大な扇風機ですね)に近づくのですが、 わたしは一番前の25mラインにはたどり着けませんでした・・・。 博志くんが頬の肉をぷるぷる(^-^;;;させてがんばってたけど、 残念、フィルムが切れて写真が撮れなかった・・・。 台風の時のTVリポーターの気持ちがちょっとわかりました。

襟裳岬 真っ白で何がなんだか・・・

14:00 襟裳岬に向かう途中、様似でみかけたアヤシゲなハンバーガーやさん。 博志くんが木になってしょうがない様子だったので、昼食をハンバーガーにしました。 店の中はスタンド席がいくつかあって、メニューは各種ハンバーガーの他、 ホットドックやポテト、ドーナツなど。いかにも地元の少年達が通ってそうな感じ。 そして店員は・・・おばーちゃんひとり(^-^;;; 傾いて、ガタガタいう年代物のオーブンで作ったハンバーガーは・・・パテが白かった。 う〜ん、何の肉だろ〜・・・

そうそう、通りがかった浦河の町中は、通り沿いの建物の意匠が統一されていて、 なかなかおもしろかったです。駅から南は青い屋根に、壁に青い一本線。 北は茶の屋根に緑の一本線。ホテルなんかもさりげなくこの意匠を取り入れているのが。 なかなか好感が持てます。東川といい、美瑛といい、町ぐるみで街並みを作っていこう、 という試みが、各所で行われているようですね〜

襟裳から日高地方を抜けてずっと海沿いのラインは、バス停の建物も凝っていて、 それも町ごとに変わるので、それを眺めるのも楽しかったです。

17:00 千歳付近。千歳で働いている友達にあわよくば会えないかな〜と思ってたけど、 まだお仕事中でケータイもつながらず、断念。彼女へのお土産は、 夜みんなで食べちゃいました(^-^;;;
18:30 今度こそ、とお気に入りの「純連(じゅんれん)」へ。 うーん、やっぱりここの味噌ラーメンは最高です。こってりした甘いお味噌がおいしい! 塩や醤油もおいしいと聞きますが、今回もまた味噌ラーメンでした(^-^;;;
「すみれ」が気に入らなかった博志くんの機嫌も直りました。

純連 純連の味噌ラーメン




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